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短歌で ROCK’N’ROLL !! 魂の歌を聴かせてやるぜ ♪

Dummy

June 09,2026

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↑   by at 19:25

December 01,2011

● 通い婚

今の状況を一言で表すと 平安時代も真っ青の “ 通い婚 ” です
まったく持って 王朝趣味ですね (藁)

その昔 女タチは 歌を贈るという手段で
男ドモの心を繋ぎ止めようとしました
それだけに 歌を上手に詠める女性は
男性の人気も高かったのです

恋歌の名手として知られた和泉式部は
あるとき こんな歌を詠みました

「 君は君われはわれとも隔てねばこころごころにあらむものかは 」 ■■■

和泉式部 作

『 アナタはアナタ アタシはアタシと
区別を付けていないのに 心が別々なんてあるはずないわ 』

これは 恋人からの文へ返歌したもので 恋人からは
『 ワタクシ一人で 恋しく思っているのでは 恋しく思う甲斐がない
アナタにも同じように感じていて欲しい 』
という意味の歌が贈られていました

「 我ひとり思ふは思ふかひもなし同じ心に君もあらなむ 」 ■■■

帥の宮 作

思ふは思ふ > われはわれ
同じ心に > こころごころに
あらなむ > あらむ

とても巧みに 返し歌を作っているでしょう ?
韻の踏み方 コトバの選び方が とても洗練されています
だから何という訳でもないんですが 「 君は君われはわれとも隔てねば 」 なのですょ


「 移り香が教えてくれるあの人の 想いの熱さ 苦さ切なさ 」 ■■■

嗚呼 アナタのタクティクス アタシ大好き !
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↑   by 凄蒼 at 21:25 | comments(0) | trackbacks()

November 30,2011

● 約束

アナタと離れて住むようになってから
伸ばし始めた前髪が 顎先に掛かるまで伸びた

あれは 今年の初め
チビすけを亡くした前だから
もう 約一年になるわね

今のアタシは 変な気楽さと
どうしようもない寂しさの真ん中にいて
フラフラと 右に左に揺れる振り子の錘みたいに
自由と不自由を 行ったり来たりしている

「 捨てられて離れて慣れぬ独り寝に想い絶ちかね髪切りし夜 」 ■■■

別れを告げられて 数日後に詠んだ歌

思い詰めた気分だったけれど
その後 二人の関係は 意外な方向へと進んだ
別れはしたけれど 付き合い直す ・・・
婚約は解消したけれど
もう一度結婚を視野に入れて交際を始める ・・・

二人の間には 果たされなかった約束がたくさんあるから
その約束の一つ一つが 二人を引き留めているのかな



「 約束の果たされぬ故につながれる君との距離をいつくしみおり 」 ■■■

歌人 辻敦子 作

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↑   by 凄蒼 at 20:13 | comments(0) | trackbacks()

November 29,2011

● “ YELLOW ”

音楽の話題が続きます

以前 英語の歌詞を 短歌に当て嵌めて
詠むことが出来ないか 試したことがあるんです

「 Straight to my heart ( my hurt ) How fragile we are
How fragile we are 」 ■■■

これは Sting の Straight to my heart から

「 愛 見せう 愛 見せう 想 想 待ちて ・・・ 」 ■■■
I miss you. I miss you. So So Much ...
未完成だけど これは コールドプレイの曲から

短歌を作っていて 自然に音階ができあがることがあります
そんな時 短歌もやはり “ 歌 ” なのだと実感します
俳句をたしなむ外国人の方があると聞きますが
実際には どんな風に作ってらっしゃるんでしょうか ?

この間 偶然点けた TV から
コールドプレイの “ YELLOW ” が 流れてきました

「 日の光を浴びて 君の肌が黄色に輝いている
すべてが 黄色に輝いている 」 ■■■

確か サビの部分は こんな歌詞だったと思いますが
これを聴いて 涙がポロポロこぼれました

『 どうして アタシ 泣いてるの ? 』

どちらかと言えば 喜びより 悲しみに近い涙
でも 泣く理由なんて無い

純粋に 音楽に感動したんだと思います
歌には力があります

COLDPLAY “ YELLOW ” PV

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↑   by 凄蒼 at 23:22 | comments(0) | trackbacks()

November 24,2011

● Blood Of Eden

「 いつかふたりになるためのひとりやがてひとりになるためのふたり 」 ■■■

歌人 浅井和代 作

口語自由律というジャンルの歌です
あえて 5・7・5・7・7 から離れて作られた歌

この歌は 柔らかな親しみやすい雰囲気を持ちながら
実は鋭い剣のような響きを隠しています

もしかすると まだ 恋をよく知らない若い人が読むと
希望に満ち溢れた歌に思えるかも知れません

でも 現在進行形で恋をしていると
グサリとくるんですよ

人が二人でいる限り 背中合わせに別れが存在します
どんな二人でも いつかは もとの一人の状態に戻るんです
どんなに愛し合っていても 死ぬときは一人
恋が終わっても一人 ・・・

その “ いつか ” を 先送りにしたくて
恋する人はジタバタするんです

「 自由より 不自由のぞむ この性は 追放されし楽園の血か 」 ■■■ 



Peter Gabriel & Sinead O'Connor - Blood Of Eden

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↑   by 凄蒼 at 23:22 | comments(0) | trackbacks()

November 21,2011

● 「 言葉なんか覚えるんじゃなかった 」

「 怖がって鳴き声ばかりの意気地なし たまにはそこで 跳んで見な てば 」 ■■■

猫を飼い始めて 変わった気がする
気がするだけかも知れない

違う

アタシは 変わりたい
それだけだ

飼ったら 変わる ?

変わりたいのに 変われない
変わりたくても 変われない


変われるのに 変わらない


アタシはコトバと戯れてばかりいて
ちっとも変わろうとしない


「 言葉なんか覚えるんじゃなかった 」


昨日 観た映画で 語られていた詩が
印象的なので引用しておく



「   帰途

             田村隆一


言葉なんか覚えるんじゃなかった

言葉のない世界

意味が意味にならない世界に生きてたら

どんなによかったか



あなたが美しい言葉に復讐されても

そいつは ぼくとは無関係だ

きみが静かな意味に血を流したところで

そいつも無関係だ



あなたのやさしい眼のなかにある涙

きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦

ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら

ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう



あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか

きみの一滴の血に この世界の夕暮れの

ふるえるような夕焼けのひびきがあるか



言葉なんかおぼえるんじゃなかった

日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで

ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる

ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる   」

                        




そう 何度でも 戻ってしまう


何度も 何度も
繰り返し 繰り返し

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↑   by 凄蒼 at 22:25 | comments(0) | trackbacks()

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