「 ひそやかな繻子の足裏なつかしき 干し草の香を 我は思ほゆ 」
■■■うちに猫がいなくなって 9ヶ月が過ぎたよ
なのに なぜか 洗濯物にくっついて来る猫たちの体毛
稀にはなったけど 時には ヒゲを1本 見つけることもある
きゃつ等に思いを馳せると 懐かしく 寂しく そして かなしい
或る人に いとしいと かなしいは 同義語と教わった
悲しい 哀しい 愛しい > か・な・し・い
アタシは 2匹の首輪に鼻を寄せて かなしい匂いを嗅ぐ
かすかに残る 甘ったるい生き物の匂い
アタシは ソファも嗅ぐ クッションも嗅ぐ
外出から戻った部屋は 一瞬 懐かしい猫の匂いがして
目を閉じて 吸い込むアタシ
出来れば 永久に消えないで欲しい
だけど ・・・
いつかは 自由にしてやらないといけないね
「 洗濯の山に倒れて空を見る 日向の匂い嗅ぎ猫の真似 」
■■■仕方がないので アタシが猫になる
ほら 爪が伸びてきた

( ※ 似てるけど うちのコではありません )
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