「 カレンダー改める今日このときは 過ち一つ 犯さず在りや 」
■■■アタシって 思い返せば 二十歳を過ぎた辺りから
ずっと 道を踏み外してるな
結婚していた14年間は
ある程度 イイ子にしてたけど
結婚した動機が不純だったからなぁ
叶わぬ恋に疲れて
押しの一手の元夫に陥落
そして 穏やかすぎるくらい 穏やかな 結婚生活
このまま一生 このカンジが続くのかな って
大した疑問も持たずに 考えてた
それが ある日 ガラリと変わってしまった
ギスギスした夫婦の関係
苦痛でしかない子育て
逃げ出したかったの
夫から 娘から
アタシの生活は 牛や馬のそれと変わりない気がした
牛や馬は 自分で選んで厩舎に入るわけじゃない
隣が誰であろうと 仕方なく そこに居るだけ
今でも思い出す
その頃のこと
「 結婚の制度がつなぐ二人あり 寄り添う事の虚しさ哀しさ 」
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