「 怖がって鳴き声ばかりの意気地なし たまにはそこで 跳んで見な てば 」
■■■猫を飼い始めて 変わった気がする
気がするだけかも知れない
違う
アタシは 変わりたい
それだけだ
飼ったら 変わる ?
変わりたいのに 変われない
変わりたくても 変われない
変われるのに 変わらない
アタシはコトバと戯れてばかりいて
ちっとも変わろうとしない
「 言葉なんか覚えるんじゃなかった 」
昨日 観た映画で 語られていた詩が
印象的なので引用しておく
「 帰途
田村隆一
言葉なんか覚えるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか
あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつは ぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ
あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか
きみの一滴の血に この世界の夕暮れの
ふるえるような夕焼けのひびきがあるか
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる 」

そう 何度でも 戻ってしまう
何度も 何度も
繰り返し 繰り返し
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